
こんにちは。DJヒロです。
猫は人を見下す。犬は媚びる。だが豚は違う。対等に扱ってくれる。
(by ウィンストン・チャーチル)
コミュニケーションでも同じことが言える。
喧嘩ばかりの猫。自己犠牲をする犬。双方をリスペクトする豚。
さぁ、豚になろう。
今日は、コミュニケーションにおいて
・我慢ばかりで言いたいことが言えない
という人に向けてお届けします。
英国のチャーチル首相が「私は豚が好きだ。猫は人を見下す。犬は逆に媚びる。豚は対等だ。対等に接してくれる豚が好きだ。」と言っていました。
(本当に豚がそうなのかは分かりません(笑))
犬、猫、飛ばない豚
人間のコミュニケーションもこれと同じで、3タイプあるんです。
・人を見下して相手よりも自分を優先する
・相手からは「何だよコイツ!」と嫌がられる
・「自分が我慢すればいい」と考える
・言いたいことを言わず相手に合わせてばかりなので苦しくなる
・相手からは「コイツ楽だな」と思われて利用される場合もある
・自分の意見や考えを言わないので「何を考えている分からない」と思われる
・相手を見下したり媚びたりせず対等にコミュニケーションを取る
言うまでもなく、豚タイプになれると良いわけですね。
ポイントはたった1つ
心理学の専門用語で「アサーション」という言葉があります。
※アサーション:自分も相手も尊重した上で、自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現するコミュニケーションスキル
俺もアサーションを教えることがありますが、「これさえ守ればいい」というのがあるんです。
それは、相手に対して何かお願いや話をするときには「自分の話をする」ということです。
犬も猫もダメ!
例えば、子供が部屋を片付けなくて困っている場合。
「ちょっとアンタ! たまには片付けなさいよ!」みたいに言うと、「なんだよ! 俺だって今やろうと思ってたんだよ!」と衝突してしまう。
これは「アンタ!」と相手の話をしてしまっているからなんです。「猫タイプ」のコミュニケーションですよね。
一方、衝突するのが嫌だからといって「私が我慢して片付ければいいんだ……」というのは犬タイプ。これはこれで苦しくなりますよね。
今こそ豚になれ!
豚タイプのコミュニケーションは、まず自分の話をするんです。
「ねぇ〇〇くん、ママ(パパ)は困ってるんだ。君の部屋が散らかっていて、いつも私が片付けているから正直疲れてるんだ。」というふうに。
そのうえで「だから、たまには片づけてくれない?」とお願いをする。
そうすると相手は自分が怒られていると感じにくいので、お願いや話を聞いてくれるんです。
〆DJヒロ