
こんにちは。DJヒロです。
「感情の起伏が激しい」という場合。
精神面と肉体面の両方をチェックする必要がある。
今回は昨日の続きで、メンタルの側面から。
今日は前回の続きで、「感情の起伏(気分のムラ)が激しい」という方に向けての話です。
前回はフィジカル(肉体的)な面からお伝えしましたが、今回はメンタル面の話をします。

固すぎて脆い
感情の起伏が激しい人というのは、アイデンティティを支える軸が「極端」なんです。
具体的には「自分は○○でなければならない」というような極端なアイデンティティを持っている場合。
その「〇〇」が達成できなかった瞬間、アイデンティティが崩壊してしまいます。
そして「もう人生は終わった……」みたいに考えてしまうんです。
例えば「大学こそ “すべて” だ」と考えている人は、大学受験に失敗した瞬間に激しく落ち込んでしまうわけです。
本当にそれだけ?
会社を定年退職した瞬間に無気力になるケースも同じです。
自分のアイデンティティが「あの会社の社員である」ということ「だけ」だったので、自分を支えるものがなくなってしまったんですね。
他には、常に親の顔色を見ながら育った人に多いのですが、
「人の期待に応えられる間は元気」 ⇔ 「応えられないと元気がなくなる」
というケースもあります。
柔よく剛を制す
ですので、まずはその極端な(生きるか死ぬか? というような)評価軸を「柔軟」にしていく必要があります。
例えば「人間なので期待に応えられない時もある」というふうに。
それだけで、激しい起伏が穏やかになっていきます。
人生の主導権を握る
そして感情の起伏を作っているのは「自分自身」なので、「その調整もまた自分で出来る」というふうに「主体性」を持ってほしいんです。
そうすることで「人生は自分次第」と思えるようになって、自己肯定感や自信もついていきます。
それから嫌なことがあっても踏ん張れるようになります。
一人一人がそういう風になっていってほしいと思っています。
〆DJヒロ