
こんにちは。DJヒロです。
会社員だったころ、どうしても許せない後輩(以下Sさん)がいた。
Sさんは甘え上手で、誰とでも一瞬で仲良くなってしまう。俺の戦闘力を1とするなら、Sさんは53万。
こっちは職場に馴染むのに必死で、嫌な仕事も笑顔で引き受けているというに……
「Sの野郎、チヤホヤされやがって」
そのうち、Sさんが視界に入るだけで殺意が湧くようになっていく。
だがある日、わだかまりは消え、談笑できるようになったのだ。あれほど嫌っていたのに……。
この体験を元に思うのは、実用的な心理学を伝えるのが自分の仕事だということ。
これからも精進して参ります。
今日は「あなたの周りから嫌いな人がどんどん減っていく」という話をします。
「嫌いな人がたくさんいる」という方はぜひお読みください。
敵は「自分の中」にあり
嫌いな人がいると、自分の気持ちがその人によって振り回されたりして疲れてしまいますよね?
だから嫌いな人は少ない方が良いのですが、ここでポイントとなるのが「抑圧(我慢)」です。
自分が「我慢」しているから、相手に対して「この人イヤだな」という気持ちが生まれてくる。
だから実は、「相手は関係ない」んです。
これを知っているかどうかが重要なんです。
あの野郎……っ!
俺が会社員だった頃の話です。
入社して半年後くらいに、後輩が入ってきました。
その後輩は、あっという間に周りと仲良くなりました。「甘え上手」なタイプで、何かあっても皆から助けてもらえるんです。
俺はその後輩の顔を見るたびにイライラしていて、もう「会社を辞めようか」と思うくらい感情を振り回されていました。
はた迷惑な一人プレイ
でもその後輩は何も悪いことをしていません。俺が恨んでいるのは、相手からすれば「濡れ衣」みたいなものです。
つまり、「相手に原因はない」んですね。
「本当は甘えたいのに”我慢”して甘えられない」という俺の「抑圧」が原因だったんです。
抑圧しているから「俺はこんなに我慢してるのにコイツはいとも簡単にやりやがって」という嫉妬のような感情が沸き起こっていたわけです。
当時はその後輩がすごく嫌いで会社に行くのが毎日辛かったんですが、それは俺が「自分で自分を苦しめていただけ」だったんです。
自分に「許可」を出す
その後、俺は自分自身に「人に甘えてもいい」という許可を出して、人に甘えられようになりました。
そうしたら、その後輩を見ても何とも思わなくなったんです。
こんなふうに「自分が抑圧(我慢)していること」を見つけて解決していくと、嫌いな人がある日スッと嫌いではなくなるんです。
相手は何も変わっていないのに。
目の前の嫌なヤツを消す方法
これは例えば自分がダイエットで甘いものを我慢している時に、目の前でケーキを食べている人がいたらイヤな気持ちになるのと同じ原理です。
イヤな気持ちになる原因は、「自分が我慢しているから」です。
ダイエットをやめて「甘いものを食べること」を自分に許可を出せば、ケーキを食べている人を見ても何とも思わないですよね?
なので「周りに嫌いな人がたくさんいる」という場合は、「その人の何が許せなくて、それは自分がどんな我慢をしているからなのか?」を考えてみてください。
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〆DJヒロ